プロジェクト紹介

クフ王第1の太陽の船の発見と調査

1954年、ギザ台地に悠然と聳え立つクフ王のピラミッドの南側から東西に並ぶ2つの石列が発見された。東側の石列は調査が行われ、内部に大型木造船の部材が確認された。

ギザの3大ピラミッド

ギザの3大ピラミッド

右からクフ王、カフラー王、メンカウワー王のピラミッド

クフ王のピラミッド南側

クフ王のピラミッド南側

クフ王のピラミッド頂上から撮影。(1)から第1の太陽の船が発見された。今はその真上に博物館が建てられている。(2)に第2の太陽の船が今も眠っている。

エジプト考古局は東側の石列の発掘を行った。作業は手動のウインチを利用して行われ、2ヶ月あまりの時間を費やして平均重量14tの蓋石を41個と西端に置かれた鍵石を取り上げた。驚くべきことに、船の部材は、ほんの一年前に安置されたように、堅固で新品同様だったという記録が残されている。

クフ王第1の船出土状況

クフ王第1の船出土状況

41個の蓋石で覆われた堅坑の中には第1の船が651個ものパーツに分解された状態で安置されていた。

発掘後、修復主任のアフマド・ユセフ氏により復原が行われ、13年あまりの長い歳月と5回にも及ぶ組み直しを経て1971年に完了した。しかし、太陽の船博物館の建設が遅れたため、一般公開されたのはそれから10年以上あとの1982年のことであった。

エジプト地図一部

エジプト地図一部

第1の船の修復を行ったアフマド・ユセフ氏

第1の船の修復を行ったアフマド・ユセフ氏

太陽の船博物館内の第1の船

太陽の船博物館内の第1の船

ページトップへ